樹なり完熟トマト


京都大学の論文発表後、トマトブームが続いているそうだ。(メタボに効果あり)夏の定番であるトマト栽培ですが、日本のように多湿な環境でのトマト栽培は大変です。

最大の問題点は、水分(雨・夜露)で、玉割れ・ガク割れが発生し、商品価値が著しく低下します。(特にミニトマトでは顕著です)そこで、温室等の雨よけ施設で栽培し、水分(雨・夜露)をカットし防止します。

しかし、どうしてもガク割れが発生しますから、早めに(青いうち)収穫し、流通過程で赤くいていきます。正直なところ、見た目を優先し、味等を無視した栽培法となっています。

さて、写真ですが、左側のトマトは、赤くなって来ましたが、完熟まではもう少し、右側のトマトは、青いところがちょっと残っていますね。通常ならとうに収穫されているところですが、当園ではまだまだ、いずれも真っ赤に完熟してからの収穫となります。

直売所だから出来る、こだわりのトマト栽培かと思っています。