頑張ろう!!日本

オリンピックも中盤となっていますが、今回のオリンピックは少し趣が違うように感じます。

と、いうのも、選手のインタビューを聞いていてと、「頑張る」とか「一生懸命に」とかのフレーズが多く発せられることです。

今までの日本では「頑張る」はタブーの様な傾向が強く、「楽しんで来ます」と答える選手も多く、観光に行くのか?と耳を疑うようなことも間々ありました。

外国人に言わせると、日本人と別れ際に「ジャー頑張ってね」と言われ、これだけ頑張っているのに、まだ頑張れと言うのか?との話や、「うつ」の人に「頑張ってね」はタブーであることと同様に、大舞台に望み「頑張って」はプレッシャーが多すぎるからなのでしょうか。

しかし、風向きは3.11で一変し、日本全国、世界全体で、「頑張ろう!!日本」が合言葉となり、誰はばかることなく「頑張る」「頑張ろう」のスローガンが使われるようになったと思料されます。

昔、森田健作(千葉県知事)主演のテレビドラマ(ラクビー物)で、夕日に向かい血反吐を吐くまでランニングをする。とのシーンがあったと記憶しています。(根性ドラマ)

苦しい練習を経て得られる物は、結果に係わらず何事にも変えがたいものであり、個々個人にとって最高の賞賛であると思います。

今、日本に必要なことは、掛け声だけではなく「頑張ること」「一生懸命取り組むこと」が醸成されることこそが必要になっているのではないでしょうか。