今年も一年が暮れます。

今年も何事もなかったかのように一年が暮れて行きますが、振り返ってみると、今年は大きな節目の年であったと思います。

最大の出来事は、3月で定年となり、専業農家となったことです。兼業農家として超多忙な日々を過ごして来た訳ですが、体力的にも限界を感じ始め、グットタイミングの節目となりましたが、専業になったはずなのに、より一層多忙となったのは???

11月には、息子がハワイで結婚式を挙げました。2000年、当時、高校生の子どもが単身渡米し(エージェントはいましたが)、いろいろあったようですが、CSUNを卒業、現地で就職し、良いパートナーに出会い、今回、身内だけの結婚式を行いました。ちょっと寂しい気もしますが、世界は狭くなっており、子ども達の人生、大きく羽ばたいてもらえたと思っています。

政治の世界では、12月の選挙で自民党が予想以上の勝利を収め、インフレターゲットだとばかりに、公共事業の強化を打ち出しています。国債残高は天文学的数値となっており、これ以上の追加は大きな危険をはらんでいます。世界から見放された国家とならないよう祈るばかりです。

いずれにしても、朝太陽が昇り、夕方には暮れて行きます。雨の日もあれば晴天の日もあり、嵐の日もあるでしょう。一人一人ではどうにもならないような地球の営みと思われますが、温暖化での気候変動がクローズアップされているように、実は一人一人の生活スタイルが今後の地球号の方向性を暗示しています。

何気なく暮れて行く今年ですが、ふっと立ち止まり、振り返った道筋に自負心を感じると共に、新しい年がより一層すばらしい年になりますよう祈ります。