美味しい食卓(24.12.31号)


世界各地で日本食がブームだそうだ。子どもの頃から食べている身としては、極当たり前の食事だが、一旦、海外旅行に行くと、その偉大さ、ありがたさを痛烈に実感するのは私ばかりではないと思われる。

世界では何億という人々が飢餓に苦しんでいるが、反面、肥満も大きな問題となっており、栄養面からも、繊細な味付けや盛り付け等の面からも、ブームとなっているのではないかと思量される。

写真は、昨年の大晦日の夕食である。上段左側から簡単に紹介すると、まず、ホッピーである。グラスは、マイアミのハードロックカフェで求めたものである。ホッピーを一杯軽くひっかけ、ウイスキーの水割り2杯程度が定番となっている。

次は、黒豆、数の子、田作りである。黒豆は、丹波黒豆を畑で栽培し(あまり収量は無かったが)、妻が煮たものである。

一番右側は、白菜の漬物で、オレンジクイーンという生食も出来る白菜を漬けたもので、自家製である。

下段、左側は、酢だこで、渕野辺商店街の「魚儀」で購入したものである。暮れには無性に食べたくなる一品で、着色料の赤も年末ならではである。

真ん中の2品は、ぶりの照り焼きと煮しめである。煮しめの、八つ頭、ニンジン、ごぼうは自家製となっている。

ローストビーフも、生ハム、チキンナゲットもないわけだが、これぞ日本食といった内容の夕食で、至福の一時を過ごせることに感謝します。