期待の新人「すずこま」です。


いつまでも朝晩の冷え込みが続く今年ですが、その割に生育は順調で、調理用用トマト「すずこま」が大きくなってきました。

「すずこま」は、農研機構が育成した、新しいタイプ(低段密植、ジョイントレス等)の調理用トマトです。調理用トマトは久しぶりに作りましたが、イタリアンだけでなく、和風料理にも合うそうで、収穫、利用が今から楽しみです。

写真は、トマト温室の全景
ですが、今年は欲張らず、昨年の5列から4列に畝間を広げました。(5列では通路が狭く、最終的に管理不足となってしまった。)

2011年の黄化葉巻病の大発生を受け、コナジラミ対策をした温室ですが、2012年は発生は皆無に等しく、今年も発生は少ないようでが、一旦発生すると大打撃となる露地栽培を考慮し、温室栽培は欠かせません。また、雨除け効果で、真っ赤に完熟してから収穫出来ることも大きなメリットです。

また、今年は、接ぎ木の苗代削減効果を期待し、一株二本仕立てにも挑戦中です。写真は、桃太郎ゴールドですが、センターをピッチし、側枝を二本伸ばしています。苗が小さかったので生育が遅れぎみですが、何とか様になりそうです。(追加レポートに御期待ください)