再びケール


青汁ブームの昨今、10年ぶりにケールを作付しました。品種は増田採種場の青汁専用種「ジューシーグリーン」です。カタログでは、ビタミン・ミネラル・鉄分たっぷり、食味極良とあります。思い返せば、10年前のケールは最悪で、ただただ苦いだけ、一回試飲して販売出来る品物では無い、と思いましたが、結果は予想どおり全く売れず、以後作付はして来ませんでした。

ケール栽培に再挑戦したきっかけは、直売所利用者から、小松菜をジュースにして飲んでいるとの話を聞き、それなら、ケールで青汁を作ったらどうかと思い、、再挑戦のケール栽培となりました。台風の被害にもめげず、少し収穫出来るようになりました。まずは、自ら試飲してみましたが、味は「食味極良」とあるように、10年前とは比較にならないほどで、ほのかに甘みのあります。

写真は、ケールとりんごのジュースですが、葉の色では想像出来ないような、濃い濃いグリーン(ジャングルの深いグリーンと評した人もいる)で、いかにも身体に良いね!!

写真は、右側がケールで、左側は同じ仲間のブロッコリーです。葉色はやや薄めですが、寒さに向かいビタミン・ミネラル、甘みも増すことと思います。

一方、消費者の反応がイマイチなのが悩みで、ほうれん草、小松菜等のメジャー野菜になるまで、我慢の日々が続きます。
(参考販売価格は、250g前後で、100円となります)