ミスマッチ

毎年、新しい野菜を二三種類試作している。今年は、芽キャベツとケールである。

定番の、小松菜やほうれん草を作っていれば良いのだが、そこはやっぱし家庭菜園の延長線上にある「相模原のりんご園」ですから、色々な物を作ってみたい欲望を抑えられません。

きっかけは様々ですが、芽キャベツは直売所の利用者に「出来た物は全量買い取るから!!」との懇願によるものです。また、ケールは青汁ブームで「自分でも飲んでみるか?」でした。

悩ましいのは、新しい野菜達も、必ずしも直売所利用者に受け入れられないことで、これはうまいよ!!、身体にいいよ!!と、売りは良くても売れません。以外にも、辛味大根や、セルリーは、ほとんど売れず、一年で撤退しました。一方、金時草や、かぶの(あやめ雪や百万石)は、人気商品に成長しています。

ケールは販売当初は全く売れず、もっぱら自家消費となっていましたが、青汁ブームで、小松菜をジュースにしていると聞いたため、小松菜を購入する人に声掛けをしたところ、2、3袋と売れ始め、5、6人の固定客がつくようになりました。

芽キャベツは今だ生育中ですが、夏の高温渇水で発芽不良となり、10本程度しか活着せず、一般には販売出来そうもありませんが、来年は育成そのものに再挑戦してみようと思っています。