ナスが病気です。


順調に生育していたナスですが、6月下旬から新葉が食害を受け始めました。よくよく観察しても、目視では害虫を確認出来ません。知り合いに聞いたところ、ダニの一種ではないかとのことで、ハチハチ乳剤(1000倍希釈、休薬前日、2回以内)を散布しました。

写真は、ダニ等で食害を受けたのか、ナスの額が白く変色しています。また、葉は食害受け、茎も人差し指を境に右側では白く変色しています。


この写真は、消毒後に展葉した幹に付いたナスですが、ダニ等の影響も無くナスの額も真っ黒で、幹も食害を受けた白い部分と、消毒後に展葉した黒い部分が明確に分かります。

従来、このような症状は梅雨明けの8月上旬から見られることが多いのですが、今年は、6月26日から7月3日にかけ、梅雨の中休みか?30℃越えの日が続いたため、早期の発症となったものと思われます。

出来るだけ消毒は控えたいのですが、このまま放置すると、症状が蔓延し、収穫困難となってしまいます。(家庭菜園でも同様の症状が多発していると思います)

止むを得ず消毒を実施し、写真のように症状は回復しました。ナスもダニ等に大量にたかられ大変辛い思いをしていたと思います。ナス達が「ありがとう助かったよ!!」と、喜んでいる声が聞こえる思うのは、農家だけの思いでしょうか。