太陽光発電の決算

平成24年6月、パナソニックの太陽光(2.74kw)を自宅屋根に設置しました。順調に発電をしていますが、平成25年一年間の状況を説明します。

まず、我が家の家族構成等ですが、夫婦と義母(半月在宅)の2.5人で、台所はIH(東京電力)で、基本契約は50アンペア。冷房は各室エアコン対応、暖房は居間は薪ストーブ+エアコン、石油ストーブ等は使用なし。風呂は薪風呂、給湯はプロパンガス対応となっています。

さて、一年間の決算ですが、電気料金は101,399円で、売電金額(東京電力に売った金額)は、107,184円と、5,785円の黒字になりました。衣食住全般の決算では、食器洗浄は食洗機を使用しているため、プロパンガス料金も知れたもので、ガソリン代を除くとエネルギー代金はほぼゼロとなっています。

ちなみに、電気料金の最高最低を見ると、平成23年2月(実質は1月分)が834kw(18,839円)で、最低は平成25年11月(同10月分)で、156kw(6,552円)でした。

また、平成25年で見ると、最高が2月分で、590kw(16,468円)で、ピーク年と比較すると244kwの削減となっています。これは、太陽光の利用もありますが、節電効果も相当あったと自覚しています。

太陽光発電の導入には、常に「何年で元が取れるの?!」との話がありますが、こうして一年の決算を見てみると、たかが2,74kw程度の物でも、環境保護等に相当量貢献しているのが分かります。

ハイブリット車等もそうですが、車両価格とガソリン価格の差額で、元を取るには大変で、大多数のオーナーは差額解消は出来ないと予想されます。

では、なぜ、太陽光が普及し、エコカーが売れているのか?、原発再稼働が無くても暮らせる社会を、環境に配慮した生活を、と、大きなうねりが動かせているのではないだろうか。