ひょっとして、石灰は嫌い
- 2012.09.10
- 新農業技術
何気ない風景に「ハット」すれば偉大な発見があるかも知れない。写真左側の樹は「ブルーベリー」で、そのすぐ右側に立派な「里芋」が茂っている。
この「里芋」は、勝手に生えてきたいわゆる自生したもので、今年の少雨にも耐え、畑で一番立派な「株」となった。生えているのはブルーベリーの所なので、当然バリバリの酸性(石灰は一度も施用していない)である。
もう一枚の写真は、ブルーベリーとニラ(白い花が咲いている)&里芋である。これも、ブルーベリーの所にニラと里芋が勝てに自生したもので、すこぶる良い生育である。
ニラ栽培には苦土石灰を使用し、堆肥・化成肥料等を施し育成するのですが、葉の先端が赤く変色したり、なかかな思うような作柄とならない。
しかし、自生したニラはすばらしい容姿である。これはひょっとして「石灰」が里芋、ニラにとっては苦手(嫌いな)資材なのでは?との思いが生じます。
そこでさっそく、石灰を使用していない所で、ピートモスを施用し、ニラの試験栽培を試行してみましょう。
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