春の端境期突入です(29年3月21日号)

「端境期」とは、種類の更新等で収穫出来ない時期のことですが、冬野菜 ➡ 春夏野菜の時期と、夏野菜 ➡ 冬野菜に移行する時期の2回があります。

回避の方法としては、温室栽培がありますが、設備投資も莫大となり、ボイラー等の加温コストも高額になります。一方、ビニールトンネル栽培(以下、トンネル栽培という)などは、比較的ローコストで栽培可能ですが、品目的にも数量的にも限度があります。

当園では、ビニールトンネル栽培で端境期対策に取り組んでいます。しかし、トンネル栽培をしたら何でも出来るという物でもなく、大根を例とれば、秋まき品種を播いてもすぐトウ立ちをしてしまいます。ほうれん草も同様で、現在収穫中の物は、トウ立ちの遅い品を12月29日播種し、トンネル栽培した物です。(3月上旬にサンサンネットに交換しました)

さて、今週の直売ですが、ほうれん草、小松菜、ケール、ケールの側枝、ブロッコリー、ブロッコリー側枝、のらぼう菜、のらちゃん菜、アレッタパープル、サラダセット、株ねぎ、大根、ニンジン、ジャガイモ、里いも等の販売を予定しています。

なお、ちぢみほうれん草、赤ネギ、里いも(弥一芋)の販売は終了しました。
引き続きの御利用をお待ちしています。