路地物に救われました。


今年のトマト栽培ですが、簡易雨除けビニールハウス(0.4ミリネットで、黄化葉巻病対策)の作柄は、5月下旬の高温対応を誤り((給水(現代農業7月号参照)、寒冷紗の被覆、循環扇の使用))、三段目、四段目が尻ぐされが多発し全滅となりました。(特に、麗夏が激しく数百個単位で摘果廃棄処分しました)

一方、残った苗を、隣に路地栽培(緑肥のヘイオーツを刈取った所に直接移植)し、簡易の雨除け設備をした作柄は、樹勢は弱いものの尻ぐされや花飛は見られず、順調な生育となっています。(簡易雨除けは、夜露の防除など一定の効果はあるようで、現時無農薬ですが、玉割れも少なく、木なり完熟で収穫が始まりました)

その後の、ビニールハウス内トマトですが、小まめな給水と、寒冷紗の被覆、循環扇の使用など、高温対策を行っており、5段目が小さく結実してきましたが、さてさて、5段目も尻ぐされになってしまうのでしょうか?

去年も、尻ぐされが多発し、難儀しましたが、今年も同様の症状となり、対応の甘さが露呈した状況です。来年は、麗夏の作付は路地物のみとし、早めの高温対策を徹底し、尻ぐされ、花飛の防止を図りたいと思います。