株ねぎ苗の移植予定地に石灰窒素を散布します

今年の春先、株ねぎが原因不明の腐れが多発し欠株となりました。当初、ベト病か軟腐病ではないかと疑いましたが、発生状況等から黒腐菌核病ではないかとなりました。黒腐菌核病について

黒腐菌核病は、近年、全国的にネギ属の作物に発生して問題になっているそうで、カビにより感染し、低温で感染力が強くなるそうです。消毒薬剤等は、上部黒腐菌核病についてをクリックしてください。

株ねぎ栽培は、分けつした物を移植する省エネ栽培ですが、これが問題で黒腐菌核病に罹患した株を移植したら、蔓延することとなってしまいます。本当に厄介です。

そこで、今年は、消毒はして、少しでも罹患を抑え、ネギ坊主の切除を行わず、種取りをして、黒腐菌核病に汚染(罹患)していない苗づくりを試行しようと思っています。