株ねぎの近況です(YouTube編)

去年の暮れに一か所二本移植した株ねぎです。その後、緑肥のライムギを播種、刈取り、除草を行い、化成肥料の追肥はしませんでした。しかし、7月~8月の長雨・極度の日照不足で、軟腐病が発生(消毒は実施せず)し、欠株が目立ちます。

春先等に化成の追肥、土寄せを行っていたら、今以上の大被害になっていたでしょう。皆様の畑ではいかがでしょうか?

秋の御彼岸を過ぎたら軽く土寄せを始めますが、今年は軽く軽くが良いようです。撮影がヘボですみません。

株ねぎ、2回目の草刈りをしました。

畝間に播いたライムギの一回目の刈取りを、4月29日に行いましたが、だいぶ大きくなって来たので、5月16日に刈取りました。(茶色に見えるのが前回の刈取り分です)また、何本かねぎ坊主が出ていたので除去しました。

一か所二本植えを行いましたが、分けつも少なく順調な生育となっています草刈りをした後の株ねぎの写真です。先頃も「ねぎが消えてしまった」という方がいらっしゃいましたが、この時期から分けつが旺盛で、立派な状況でしたら、軟腐病の危険性が倍増します。

化成肥料、鶏糞等は散布せず、土寄せもせず、草取りだけして、秋の彼岸を待ちましょう。

株ねぎのネギ坊主を除去します。

今年になって一回目の管理作業(ネギ坊主の除去とライムギの刈取り、草取り)を行います。株ねぎは移植栽培で増やすのが一般的ですが、花も咲き、種も出来、種を採取して種まきで増やすことも可能です。

しかし、移植で増やす場合は、花(ネギ坊主)は、生殖生理が強く作用するので、成長生理にはロスとなるため、花が咲く前にカットし除去します。写真左側は除去したところで、右側半分はこれから除去します。株ねぎに管理状況に写真です。緑肥のライムギを土壌改良の一環で畝間に播種しました。大分大きくなってなって来たので、草刈機で刈取りました。ライムギの繁茂で、畝間の雑草は大分少なくなっていますが、株間は手で草取りを行いました。

2~3週間したら、ねぎ坊主がまた少し出て来ます。これもカットすれば春~初夏の作業は終了で、後は草取りを随時行い、粒状の苦土石灰を2ヶ月に一回ぐらい株間の上から少し散布してあげましょう。

株ねぎの管理上重要なのは、管理し過ぎないことです。

  • 秋の御彼岸まで、化成肥料・鶏糞(豚分・牛糞)は散布しない。土寄せも絶対しないことです。
  • 旺盛な分けつ・樹勢で盛夏を迎えると、往々にして軟腐病等によりいわゆる「消えてなくなる」症状になります。

苦土石灰について
粉・粒状の苦土石灰を使うと、土が硬くなるということで、ホームセンター等で、牡蠣がら石灰を購入して使用しているケースを見受けます。この場合、牡蠣がら石灰には苦土(硫酸マグネシウム)が含まれていませんので、土壌が苦土欠になってしまいます。

 苦土(硫酸マグネシウム)は、植物の必須元素の一つで、葉緑素の核となる重要な成分です。しかし、困ったことにホームセンターでは、一般的に苦土(硫酸マグネシウム)は販売していません。農協に行って購入しましょう。20キロ3000円以下で購入出来ます。苦土(硫酸マグネシウム)単味で株ねぎ、トマト、ナス、キュウリ等なんにでも追肥出来ますよ。

株ねぎを移植しました。

ここ数年、管理機で溝堀を行い、移植し土寄せを行って来ましたが、白い部分が短いとの要望を頂いています。そこで、以前行っていたアースオーガを使った深植移植を行いました。株ねぎを移植している写真です。畝間90㎝、株間30~40㎝に、写真の様にアースオーガで深さ30~40㎝の穴を開けます。電源は発電機を使用します。

白い部分が25cm程の株ねぎを一本ずつ分けつ部分ぎりぎりまで入れ移植して行きます。(分けつ部分以上深植すると軟腐病等の発生要因となります)
移植中の写真です。移植後は、緑肥(ライムギ:緑春=雪印種苗)をセンターに種まきゴンベーで播種し、雑草防除と土壌改良の一助とします。

株ねぎを作っている方から「ネギが消えてなくなるが、どうしたら良いのか」との相談を受けます。大きな要因は面倒の見過ぎ、肥料過多にあります。

失敗しない株ねぎ栽培の要点を列記します。
1 移植は12月~1月中に行います。土寄せを考慮し、畝間90㎝株間30cm  は必要です。
2 移植後、秋の御彼岸まで、堆肥・化成肥料を一切施肥しない。(肥料過多は軟  腐病原因となる)
3 春先、ネギ坊主が出ますが、全て除去する。(天ぷら等で美味)
4 秋の御彼岸まで、土寄せは行わない。
5 どうしても面倒を見たい方は、草むしりは適宜行い、粒状苦土石灰を畝間に   2ヵ月に一回程度散布してやる。
6 秋の御彼岸になったら、株間に鶏糞等、化成肥料、苦土石灰を散布し、軽く土  寄せをしてやる。土寄せは分けつ部分以下とし、小まめに行うのがポイントで  す。

以上の6項目が守れれば失敗はないと思います。今季(昨年の11月~)は、軟腐病の発生も無く、欠株はありません。また、アブラムシ、赤さび病の発生も無く無農薬栽培となっています。

随時レポートを行っていきますので参考にしてください。

株ねぎの土寄せをします。

写真は、11月18日に、3回目の土寄せを行った後の状況です。正月前後に2本のねぎを移植し、畝間の除草を行って来ましたが、秋の御彼岸から、株間に化成(鶏糞ペレット)、苦土石灰を散布し、土寄せを行います。 株ねぎに畑です。秋の彼岸までに、肥料成分(特に窒素分)が多いと、軟腐病等の発生で、欠株が多くなります。正月前後の移植から、化成肥料の追肥を控える我慢の育成が美味しい株ねぎの育成方法です。

株ねぎの草むしりが完了

株ねぎの畝間の除草が完了しました。隣の家庭菜園の人が手伝ってくれ、半日で済みました。(ありがとうございます)

写真左端は里いもの畝で雑草が目立ちます。中央左は除草済みの株ねぎの畝間で、右側に除草前の風景があります。 株ねぎの手除草をしている写真です。
 一輪車を押しながら、這いつくばってむしっていきます。一畝で一輪車が一杯になってしまいます。

腰は痛いし、本当に辛い辛い作業ですが、むしり終わった達成感は最高です。一度経験してみませんか。

株ねぎの畝間に緑肥を播種しました。(続報)

3月に播いた緑肥(カネコ種苗の「てまいらず」「百万石」)が、大きくなりました。期待どおり畝間を覆い、雑草防除に貢献しています。さりとて、ねぎの株元のも草は生えますので、手除草を行いました。(手間は極わずかとなりました)

今後、自然に立ち枯れ、畝間を覆い雑草防除に貢献してくれそうです。「てまいらず」と、「百万石」では、枯れ具合が若干違うようで、どちらが按配が良いか見てみます。緑肥が大きくなった写真です。
今回は、株ねぎの畝間に播種した緑肥ですが、カタログどおり初期育成は旺盛で、被覆効果も大きいことから、春先の砂塵対策(表土流失)等にも応用出来るのではないかと、利用拡大を検討中です。

株ねぎの畝間に緑肥を播種しました。

3月に播いた緑肥が発芽しました。今回はカネコ種苗の「てまいらず」と「百万石」を播いてみました。両者はリビングマルチと称され、初期育成が早いのと、自然立ち枯れ性のため、雑草防除効果が高いのが最大の売りとなっています。
また、キタネグサレセンチュウの密度抑制効果も見られ、土作りにも効果があると思われます。株ねぎの畝間に生育中の緑肥です。
近寄って見ると、ネギ坊主が目立ちます。暇を見てハサミで全てカットします。(この時期のネギ坊主を天ぷら等で食べると美味しいですよ!!)
放置すると花が咲き生殖生理が強くなり、成長生理が損なわれてしまうためです。株ねぎのネギ坊主の写真です。

株ねぎを移植します。

昨年の一月に移植した株ねぎが大きくなりました。(二本移植した物が、三十本ぐらいに分けつした)今年も、二本ずつ畝間90㎝、株間40㎝程度で移植してやります。

当地(神奈川県相模原市)では「自家用のねぎは株ねぎ!!」と言われ、家庭菜園でも、営利用でも広く栽培されており、柔らかくてとても美味しいねぎです。

この株ねぎは、とても面白い性格で、土寄せを繰り返してやれば、白い分が結構長くなり、土寄せが少ないと、分けつが多く(本数が多くなる)なります。いわゆる、縦に長くなるか、横に長くなるかというわけです。分けつした株ねぎの写真です。
移植は、年内がベストですが、年明けでも問題ないようです。昨年は1月5日でしたが、今年は贈れ遅れで15日になってしまいました。移植が終わった株ねぎ畑の写真です。移植は、管理機で溝切りし、上記(写真)のねぎを二本づつ移植して行きます。今年は、7列移植しましたが、今後の作業は、苦土石灰を散布して、定期的な除草、ネギ坊主の除去、畝間に緑肥の播種となります。

化成肥料の施用と土寄せは、秋の彼岸まで我慢です。夏場にかけて樹勢が強いと、軟腐病の発生が多くなり、時として全滅の危機となります。可愛い子には旅をさせろの例えが良い様です。

株ねぎの土寄せ

朝晩、冷え込みストーブが恋しい季節なりました。これからはネギ類が美味しい季節となります。以前から特集しているように、当地(相模原市)では、出荷用に一本ねぎを作る生産者でも、家で食べるなら株ねぎと言われる程です。

株ねぎは、柔らかく(柔っこい)美味しいのですが、白い分が短いのが難点で、商品価値的には一本ねぎにかないません。

そこで、管理機で小まめに土寄せを行うことで、白い部分を伸ばしてやります。
軽く土寄せを行った株ねぎの写真です。
かといって、土寄せを強くし株元を圧迫すると、軟腐病多発の原因にもなり、なかなか厄介なネギなのです。軽く土寄せをして、少し育ったらまた軽く土寄せを行うことの繰り返しが肝要のようです。

次へ >