小泉元総理大臣の発言に思う
- 2013.11.20
- 今月の一言
小泉元総理大臣が原発即廃止論を唱えている。大きなポイントは、原発のごみ処理が出来ないのだから、再稼働も含め廃止すべきだ。との主張だと理解している。また、安倍総理大臣が決断すれば可能なことで、代替エネルギーも知恵のある人が良い方向性を示してくれると思うとも言っている。
大賛成である。
11月19日の朝日新聞の報道では、東海原発の廃炉作業が「ごみ」の処分場が決まらないために見送られるそうだ。その他の原発でも、いずれ廃炉作業が必要になるのに、処分場見通しはゼロだそうだ。また、再稼働した際には、新たな「ごみ」も膨大に出る訳で、その処理もままならない状況とのことである。
一般ごみの処理も厄介で、最終処分場が、あと数年で一杯になってしまう。という自治体が多く、分別収集の徹底などが叫ばれているが、原発の「ごみ」は、最終処分場が無く、「一杯になってしまうよー」と、叫びようがない状況である。
この状況を、電力会社の首脳はどう考えているのだろうか。国が手当してくれるとでも思っているのだろうか。政治家はどう思っているのだろうか。原発敷地内に置ききれなくなったら、五月雨的になるようになるさ、とでも思っているのだろうか。
無責任極まりない。植木等もあきれ返るほどの無責任さである。アベノミクスで大成功と、自慢たらたらですが、原発の「ごみ」はどうするの?貴方が生きているうちに大問題となり、子や孫に責任を押し付けるのですか?と、安倍総理大臣に問、小泉氏にエールを送る。
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